J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV1006 より
家族に医療従事者がおり、現場の声は毎日耳にしている。そのような中で演奏家の私にできることを考えた時、祈りの場で音楽を奏でることだと思った。幸いなことに近所に教会があり、日曜午後の誰もいない時間帯に演奏を撮らせて頂いた。カメラマンと私の二人で撮影に臨んだが、撮影前には聖堂でたった一人、自分と対峙する時間を設けることができた。 ヴァイオリニストの間で聖書とも呼ばれるJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン作品を、神聖な場でいろいろな思いを込めながら演奏した。3曲の明るく快活で有名なものを抜粋して演奏したので、あまりクラシック音楽を聞いたことがない人でも親しみやすいと思う。映像を観て疑似体験して頂ければ。

宮下玲衣
東京都立芸術高等学校、 桐朋学園大学音楽学部を卒業。同大学研究科を修了。 日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程に在籍。 霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、ウィーン国立音楽大学マスタークラス等に参加。 ディヒラー音楽コンクール第2位。全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第5位。 日本クラシック音楽コンクール、大阪国際音楽コンクール入賞。 駐日セルビア大使館、旧前田公爵邸、萬翠荘、J.ハイドン生家(オーストリア)にて演奏。 また、2014年には高円宮妃久子殿下の御前演奏を務めた。 これまでにヴァイオリンを緒方恵、藤原浜雄の各氏に師事。室内楽を漆原啓子、毛利伯郎、北本秀樹、木越洋、練木繁夫、三上桂子に師事。 板橋区演奏家協会会員。 日本音楽学会会員。

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