川久保博史の『一人でオペラ』
緊急事態宣言後も三密を避けるため、通常の舞台活動でなく、初めて動画制作にチャレンジした折、オペラ作品によっては収録した伴奏では呼吸の間が合わず歌えないという事象が起きました。その中、歌をアカペラで歌い、そこに自ら伴奏を重ねるという独自の編集スタイルが成立しました。7/12公演が中止となったオペラ『蝶々夫人』から3幕ピンカートンが自らを悔い、歌う「さらば愛の家」を中心にシーンを構成するため、ピンカートンを責める領事官シャープレス役も自分で演じ、多重収録にチャレンジしようと思考しております。ピンカートン・シャープレス・伴奏・日本語訳字幕製作と四役を行うため、『一人でオペラ』とタイトルを付けました。

川久保博史
栃木県宇都宮市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。名テノール歌手カルロ・ベルゴンツィに心酔し、氏の主宰するヴェルディ・アカデミー(ブッセート)に学び、ディプロマを受ける。宇都宮市エスペール賞を受賞し、育成金を得て、また文化庁在外派遣制度特別派遣研修員としてイタリア渡航し、イタリアオペラ作品の研修を重ねる。 ヴェルディ:オペラ『椿姫』アルフレード、『リゴレット』マントヴァ公爵、『シモン・ボッカネグラ』アドルノ、『運命の力』ドン・アルヴァーロ、『アイーダ』ラダメス、プッチーニ:『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『蝶々夫人』ピンカートン、レオンカヴァッロ『道化師』カニオなどで主演。日本オペラも原嘉壽子:オペラ『那須与一』与一、松井和彦:『泣いた赤鬼(日生劇場版)』赤鬼などで出演。

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